雪からのコンタクト

Journey

久しぶりに雪が降った。
私の住む地域では年に1〜2度降るか降らないか、まったく降らない年もある。
なので、雪が珍しく感じ、いつもと違う心境になる。

雪の日

部屋にいると、
雨の音とは違う雪の音、近所の方が雪かきをしている音。いつもと違う音が聞こえてくる。

雪風景

雪が降ると思い出す。
小さい頃、雪合戦、雪だるま、すべり台を作ったり夢中になって遊んでいた。
そして何よりも、雪を踏む感触や感覚、音がとても心地よかった。
まだ、だれも歩いていない道や空き地などフラフラと歩き回っていた。

普段降らない地域なので、
数日のうちに溶け出してしまうが、日陰の場所は意外と残ったままでいる。
その時ばかりは日陰の場所や庭がとても羨ましいいと思っていた。
普段気にしていないが日陰と日向では温度の上がり方に思っている以上に差があるようだ。

私にとって雪は、小さい頃の思い出であり、雪を踏む感触や音など非日常である。

雪の日寄り道
雪の日と懐中時計

今回、帰宅時にも雪を踏む感触が楽しく、遠回りして帰ってしまった。
既に0時を回り人もまばらな時間に、
一人下を向きながらサクサクザクザクと。

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